2001年10月6日
3年生になったひとみは、小学校のマーチングバンドに入ることに決めた。ひとみの小学校のマーチングバンドは古くからの伝統があり、人数も横浜市有数の規模だそうで、ふつうは4年生から入ることができるらしいが、今年は人数の関係で3年生にも希望がとられた。ひとみは3年生になるまではマーチングバンドに興味があるふうでも、入ろうとも思っていたようすもなかったのだが、音楽集会や運動会などの学校行事では見たことがあり、楽器にさわってみたいから、といういいかげんな理由で入ることに決めていた。練習は週3回朝20分ぐらい早く学校に行く朝練と、学校のある土曜日の午後、それに夏休みにも何回かあった。
10月6日にあった地域の運動会での模範演技が、ひとみのマーチング初舞台だった。新入部員は「ガード」という旗の役割だった。そんなに練習したようにも感じなかったのだが、きちんとみんなとそろってきれいな演技で、上出来だった。
2002年2月23日
横浜文化体育館で開催された第21回横浜市小学校マーチングバンド発表会に参加した。横浜市の小学校25校が出演したこの大会には、ひとみははじめてポロシャツ、スコートのユニフォームを着用し、前回の運動会と同様に「ガード」をした。大会1ヶ月前からは、月曜日以外の毎朝練習があり、また土曜日にはお弁当を持って八景島に行って練習していた。ひとみの小学校のマーチングバンドは約100人の部員が出場し、参加した25校中で一番人数が多く迫力があった。ほとんどの学校では「ガード」はなく楽器だけだったが、ひとみの小学校は、ガードの動きが美しく、演奏に花を添え鮮やかだった。
2002年6月1日
小学校の運動会で、ドリル演奏の発表があった。4年生になり、楽器にするかガードを続けるかの選択で、ひとみはガードを続けることにしたため、上級生に混じって最前列で赤いガードを振っていた。
2003年2月22日
今年も横浜文化体育館で開催された第22回横浜市小学校マーチングバンド発表会に参加した。今年の参加校は28校で、相変わらずひとみの小学校は部員数では1番だった(が、音の大きさは人数が少ない学校に負けていたかも・・・)。今年の曲目は「フィエスタ」、「アルゼンチン」、「アイスキャッスル」だった。ガードは、金色の旗とピンクの旗の2種類を使い分け、目に鮮やかだった。
この発表会では、「ヨコハマロビンス」と「ザヨコハマスカウツ」という、以前この発表会に出たことのある横浜市小学校のマーチングバンド卒業生(中学生から社会人まで)からなる団体による特別演奏があり、その見事な迫力には圧倒された。
2003年6月21日
八景島で開かれているあじさい祭で、今年は島内を周回するパレードに参加した。
2004年2月21日
今年も横浜文化体育館で開催された第23回横浜市小学校マーチングバンド発表会に参加した。ひとみの小学校はいつの間にか部員数が130人を数え、相変わらず市内最大所帯だった。ひとみは今回から楽器にかわり、トロンボーンを演奏した。今年の曲目は「フィエスタ」と「オズの魔法使い」だった。