金沢庵の家族物語/みんなの日記帳

自転車と三輪車

2000年3月20日
２さいをすぎてもなかなか三輪車をこげなかったひかり。どうやら、こげないのではなく、三輪車になどきょうみがなかったようだ。以前から、あかねのじてんしゃを取り上げてはママにおしてもらって公園のまわりをまわっていたが、とうとう自分でじてんしゃをこぐようになった。１６インチのじてんしゃは、まだペダルを上手にまわすことができないので、足を上下に器用にうごかしてこいでいる。補助輪をはずしてじてんしゃの練習をしたいあかねと、補助輪をつけていなければ乗れないひかりとの取り合いになる自転車を横目で見ながら、三輪車は、今日もかなしそうに庭で出番をまっている。

2000年5月1日
ほじょりんをつけた自転車は、あかねとひかりの取り合いになるため、ほじょりんをとった。そして、あかねがほじょりんなしで自転車にのるれんしゅう、ひかりは三輪車をこぐれんしゅうが始まり、けんかがなくなった。
がんばりやのあかねは、れんしゅうしているところを見られないように、公園のうらがわの人目につかないところにいってひとりで黙々とれんしゅうをして、５月１日、とうとうのれるようになった。あまり転ぶこともなく上手に運転して、今ではバイクのり〔スクーターに乗るように両足をそろえてのる〕をたのしんだり、手をはなして乗ったりしている。
ひかりはほじょりんなしの自転車にはさすがにのれないので、自転車はあきらめ、今まで見向きもしなかった三輪車をマイカーとしてあそぶようになった。あかねの自転車について公園をまわろうと三輪車をうごかしているうちに、いつのまにか、ひかりも三輪車をこげるようになっていた。
こうして今では、ひとみが一輪車、あかねが自転車、ひかりが三輪車にのって公園の周りをリンリン、パフパフとまわる小さな暴走族になっている。でも、とくいになるあまり、いつもよそみをしながらじてんしゃをこぐあかね。ちゃんとまえをむいてこいでねっ！

2000年6月26日
もらい上手のママがひかりの自転車をゲットしてきた。パンクを直してさっそくひかりが乗り始めた。上手にこげるが、ブレーキをかけられないので、ママは、公園の周りを何週も追いかけて走ることに・・・。おかげで、万歩計の日本地図作成ゲームの進みぐあいが速いよ！

2001年12月23日
ついにひかりも補助輪をはずす練習をはじめた。ひとみが補助輪をはずす練習をしたときには、補助輪を少しずつ上にあげたりして慎重にやっていたが、３人目ともなるとめんどくさくなり、一気にはずした。１日練習して､だいぶバランスがとれるようになったが、こぎ始めるときにはおさえてあげてないと発進できない。
2001年12月24日
補助輪はずし２日目にして、１人で補助輪なしでこげるようになった。

一輪車

2000年2月9日
２日間かぜでおやすみしたあとのおたのしみかいで、みんなについていけるかしんぱいしたが、そこはあかねのこと、しんぱいしたことなく、バンビになったり、バチで津軽じょんがら祭りをおどったりたのしくおわった。カレンダーマーチでは、べろをだしながらうたうところがひとみにそっくりできょうだいをかんじさせた。

2001年2月7日
年中のおたのしみ会では､「３びきのこぶた」のおおかみの役をやった｡レンガのおうちのえんとつから入って､やけどするところがおもしろかった。

2002年2月8日
年長の幼稚園最後のおたのしみ会では､「わんぱくマーチ」と「風も雪もともだちだ」のうた、「ゆうしゃとまものと宝石のはなし」のげき（少年の役）、バチ「てつたろうだいこ」、そして、親子対抗の「リレー」だった。

2000年2月6日
これまで、人のはなしはよくききながらも、みずからは、ことばをはなしてこなかったひかりが、とうとうはなしはじめた。｢あなが　あいてるねぇ｣はとくい中のとくい。あなを見つけては、くりかえしいっている。

2001年4月30日
だいぶはなしがじょうずになったひかり。でも、まちがえておぼえていることばがあるよ。

ひかりのはなすことば	ほんとうのいいかた
つくした	くつした
つっくいた	くっついた
あせかわいた	あせ（を）かいた
すくり	くすり
ホッキチス	ホッチキス
おじゃまたくしー	おたまじゃくし
とうころもし	とうもろこし
ペロペーパー	トイレットペーパー