遠くにおでかけ

2002年3月28日
伊勢佐木町（イセザキモール）の、松坂屋の正面、有隣堂のならびにある、1階がパチンコやゲーム店のビルの７・８階が、2001年1月にオープンしたカレーミュージアムです。全国各地の７店のカレー専門店が入るカレーのテーマパークで、新横浜のラーメン博物館や清水エスパルスドリームプラザのすしミュージアムと同様のコンセプトのものですが、新横浜や清水とちがって、入場無料がうれしいです。入口がわかりにくいですが、パチンコ店のわきにあるエレベーターで７階にあがります。エレベーターをおりると、大正ロマンの港町と寄港中の豪華客船をイメージしたという「Kariの港」の舞台が広がります。そのなかを散策していくと、まわりのあちこちに実にさまざまな仕掛けが隠されていて、驚きの連続で退屈しません。また、「なつかCM」の部屋では、西城秀樹の「ハウスバーモンドカレー」や笑福亭仁鶴の「ボンカレー」などのお馴染みのものから、グリコワンタッチカレー、「ハヤシもあるでよー」のオリエンタルカレー、「インド人もびっくり」のエスビーカレーなどの昔なつかしいテレビコマーシャルが常に上映されています。カレー店は、どの店も500円程度のおためしサイズがあるので、いくつかの店に入って食べくらべることも可能ですし、ただ入って遊ぶだけでも、十分に楽しめます。

カレーミュージアム入口


胸のペンダントに手を当てるとお告げがあります	インド人の門番に質問すると答えてくれます	豪華客船の乗組員室にも仕掛けが


不思議な荷物が積み上げられている「貨物室」には６つの仕掛けが隠されています	とくにこの箱は「危険」なので要注意です


「のぞくべからず」とかいてあるとのぞきたくなります（のぞくとこうなります）

大阪名物「せんば自由軒」の「インデアンカレー」
生卵の上からウスターソースをかけてかき回して食べます
スパイシーなカレーと卵、テーブルの上にあるらっきょうがよくマッチします

2003年3月27日
カレーミュージアムは、2003年1月から休業して改装が行われ、3月20日にカレーミュージアムセカンドステージとしてオープンしました。
この改装では、入口が7階から8階にかわり、札幌の「スープカレー」、長野の「納豆カレー」、讃岐の「カレーうどん」、博多の「焼きカレー」、熊本の「ライス焼き」など、全国から珍しいカレーの店舗が新たに出店されたほか、ナンやラッシー、スパイスアイスなどをテイクアウトできる屋台のようなお店ができていて、店の外に簡単な机が並べられ、そこで食べることができるようになっていました。しかし、テイクアウトでカレーをたべると、水がないため、辛いときにはどうしても何か飲み物も買わなくてはならないことになってしまいます。また、店舗が増えたぶん、今まであったインド人の門番や万華鏡、大正時代の街並みやなつかCMなどあまり採算性がないと思われるものは撤去されていました。
7階に新設された「ミュージアムショップ」には、300種類以上のレトルトカレーとスパイスがそろえられ、その種類の豊富さは圧巻です。

【関連URL】
横濱カレーミュージアムのホームページ