遠くにおでかけ

2002年9月28日
横浜は、江戸時代に日本で初めて砂糖がつくられ、また現在のようなまっ白い砂糖が初めて輸入された、「さとうのふるさと」であるそうです。それを記念して「砂糖情報発信基地」として誕生したのが「横浜さとうのふるさと」ということで、キリンビール横浜工場に行ったときにパンフレットが置いてあったので行ってみることにしました。キリンビール工場からは、国道15号線を少し東京方面に進み、大黒町入口の交差点を右折して大黒大橋のすぐ手前を右に入った海沿いのところにあり、車で10分もかかりません。パンフレットには17時までとかいてありましたが、到着した16時すぎにはすでに閉まったあとで、建物の中には入れませんでした（ホームページには16時までとなっていました）。ちょうどオーストラリアから大きな砂糖の原料船が到着しているときで、接岸して原料を積み出す作業をしていました。また、建物の外壁のまわりは「ふるさとロード」といって、「横浜さとうのふるさと物語」というタイトルの、大きな版画の絵本に見立てたパネルで、江戸時代からの砂糖の歴史が学べるようになっていました。そして何より、ここから海越しにみなとみらいの方向を望むと、ランドマークタワーや横浜港など横浜中心部の眺めがすばらしいです。晴れた日にはその向こうに丹沢や富士山も見ることができるようです。

接岸中の砂糖の原料船


「ふるさとロード」にある版画の絵本仕立てのパネル

【関連URL】
横浜さとうのふるさとホームページ