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| ホール棟 | 旧細菌検査室 |
長浜野口記念公園は、長浜にある、日本最初の検疫施設であり、野口英世博士が勤務していたこともある横浜検疫所長浜措置場の跡地を整備してつくられました。横浜検疫所の旧事務棟を復元したホール棟は、多目的ルーム・音楽練習室・会議室などがあり、ホールでは時々音楽会などが開催されます。それに隣接した旧細菌検査室は、野口英世博士らが当時実際に使用した検査器具などが展示されています。入場無料ですが、5分もあればすべて見つくすことができます。
| 旧細菌検査室 この旧細菌検査室は､明治28年(1895年)に長浜検疫所の建物群のひとつとして建てられましたが､大正12年(1923年)の関東大震災で倒壊､その翌年再建されたものです。 かつて、ここからすぐ先は海で､沖合に停泊中の外国航路の船に小舟で乗り込み､伝染病患者の有無を調べました。その細菌検査が行われたのがこの建物です。 また、世界的細菌学者として有名な野口英世博士が明治32年(1899年、当時博士は22歳)にこの地で検疫医官補として五か月間検疫業務を行っており､日本における初のペスト患者発見にも功績を挙げました。 この建物は､当時の細菌検査室の面影を残す施設で､野口博士ゆかりの研究施設としては日本に現存する唯一のものです。 横浜市では、昭和56年(1981年)から始まった野口英世博士ゆかりの細菌検査室保存をすすめる市民運動に合わせて､老朽化した建物を修復し､保存・活用することとしました。
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| ホール棟 | 旧細菌検査室 |
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| 旧細菌検査室の中にある野口英世博士の像 | 旧細菌検査室の内部 |
【関連URL】
長浜ホール（横浜市文化振興財団）
