近くのおさんぽ

1982（昭和52）年3月の部分オープンにより釜利谷の円海山に横浜市２番目の動物園として誕生した金沢動物園は、開園の頃はまだ動物も少なく入園も野毛山動物園のように無料でしたが、数年後にはコアラがやってきて、当時は日本で３か所しかないコアラのいる動物園として有名になり、入園料が必要にもなりました。わが家から歩いていくためには、金沢文庫駅をこえて釜利谷方面に進み、「宮ヶ谷」の信号を左に曲がって、急な長い登り坂を上がったところにある「夏山口」から入りますが、金沢文庫から六国峠ハイキングコースを歩いて行くこともできます。動物園の正門からは､「なかよしトンネル」をくぐって園内に入ります。トンネルの中では､コアラが指揮を取る音楽団などの人形がならんで、曲に合わせて動いています。園内は、動物の生息地ごとにアメリカ区、ユーラシア区、オセアニア区、アフリカ区に分かれていて、各エリアにはその地域を代表する植物が植えられたりして工夫されています。コアラはオセアニア区のコアラハウスの中にいて、2002年4月現在、9頭になっていましたが、コアラはいつみてもほとんど動きません。動物園のほか､隣接する自然公園には、長さ100mのローラーすべり台のあるこども広場や八景島の風景を見下ろしながらお弁当をひろげられる広場などもあります。


「なかよしトンネル」入口	「なかよしトンネル」のなか


一番さいしょの「ヒガシクロサイ」	コアラはめったに動かない	いつもけんかをしているカンガルー

【関連URL】
横浜市立金沢動物園のホームページ