金沢庵の家族物語/遠くにおでかけ/夏休み北海道体験旅行/その6

アニマの里

今回の北海道体験旅行では､宿泊もふつうのホテルや旅館ではなく､北海道ならではの体験ができるようなところを利用しよう、とインターネットで調査した結果、網走にある「アニマの里」に2泊することにした。馬や羊などの動物たちを飼っているのがみられるということと、自家製の野菜やオホーツク海産の素材を利用した料理というのが決め手になった。初日はいきなり夕食の時間に遅刻してしまって迷惑をかけたが､部屋や設備も整っていて､のんびりくつろぐことができた。洗濯機､乾燥機もあり､ここまででたまった洗濯物を片付けることもできた。食事も､見た目は素朴だが､内容は豪華で量も多く､初日の夕食には殻のついた大きな牡蠣の陶板焼きがひとりあたり3個あった上に､これまた大きなホッケの開きなど、大満足だった。しかも毎日夕張メロンのデザートもついた。朝には､乗馬（ひとみ、あかね、パパ）と犬の散歩を体験することができた。パパは生まれてはじめて乗馬を経験し､緊張した。曲がりたいときや止まりたいときの手綱の扱い方を教えてもらったので､円周を1週するのに､カーブごとに車のハンドルを切るように手綱を引いていたら､そんなところは馬だって道がちゃんとわかっているのでいちいち引っ張らなくてだいじょうぶですといわれた。ひとみとあかねも馬にのるのははじめてだったが、2人ともちゃんと一人でのることができた。馬の背中は思ったよりせまく､横にゆられてずれたのがおもしろかった。そのあと､飼っている犬の散歩に出かけた。犬を散歩に連れて行くつもりだったが､実際は永いことそこに住んでいる犬の方がよく道を知っていて､犬に散歩に連れて行ってもらった格好となった。

あかねの乗馬	ひとみの乗馬

ひつじの群れをかぞえる	犬の「ウッチャン」とおさんぽ